Just another WordPress site
兵庫県の播磨科学公園都市にある大型放射光施設SPring-8の一般公開に行って来ました。
毎年4月頃に行われています。
和歌山ヒ素カレーのヒ素の分析で有名になった施設ですね。
攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIGにも出てきたっけ。
JRで相生まで出てバスに揺られて40分ほど。途中で「こんぱまる」の本店が見えたなぁ。
バスの増便を期待してたけど全くなし。
しかし広いなぁここ。各施設を回るのに巡回バスが出ていました。
というわけで、到着して受付で記名（放射線管理施設に入るため）して通行手形をもらって見学へ。
中央管理棟
蓄積リング部外観 真ん中の山は三原栗山
中央制御室は意外に小さい。でもモニターたくさん。
実験ホール 広いので移動は自転車だそう。
インターロック制御盤 現在ビームは停止中 冷却水が止められているのでエマージェンシーコードが出ている、らしい。
蓄積リング
この中を電子ビームがぐるぐる回り、偏向電磁石で放射光が取り出される。
蓄積リング
偏向電磁石 これで電子ビームの軌道を曲げて放射光を取り出す
取り出した放射光を実験ホールへ導くライン
蓄積リング内部構造
X線分光器
必要な波長の光を取り出す。プリズムはダイアモンドを使用。
スタンプラリーもやっていたので、放射光普及棟とX線自由電子レーザー施設も回ってみました。
普及棟の前にはど根性だいこんのダイちゃんがいました。
ハバタンもいたなぁ。
放射光普及棟
X線自由電子レーザー施設 2010年度完成予定
電子ビームは奥からやってくる
アンジュレータ
磁場の向きが互い違いになるように並べた磁石列によって電子軌道を蛇行させ、放射光を発生させる装置
X線自由電子レーザーを取り出した後の電子ビーム出口
もらったお土産いろいろ
パンフレットと手ぬぐい（スタンプラリーの景品）とボールペンと絵はがきと
かんらん石とザクロ石と人造ダイアモンドと天然ダイアモンド（高温高圧実験ステーションで貰った）と通行手形
すぷりんぐえいとせんべい 850円
まんじゅうもありました。こちらは10個入りで１６００円ほど。
ほかにもマグカップやらハンカチやらキーホルダーやらいろいろグッズがありました。
面白かったです。
地震や潮汐なんかも検出できちゃうんですねえ。
それにしても広い、大きい。よく歩いたなぁ。
ニュースバルとか加速器見学ツアーとか出来なかったのでまた来年も行ってみたいですね。