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■2004年05月23日（日）
立山・上高地旅行
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家族旅行つーことで立山・上高地へ５/１６〜１８の２泊３日で行ってきましたが、雨でした……。ミヤコショウビンの呪いかと思うほどに(^^;;
１日目：出発時からもう雨、大阪からサンダーバードで富山へ、富山は昔寝台列車の日本海で通過しただけで足をおろすのは始めて。で富山地鉄で立山に向かおうとしたらアルペンルートが不通で長野側には抜けられないと言われた。とりあえず立山で泊まりなので終点の立山からケーブルで美女平まで。貨車のついてるケーブルカーって始めて見たよ。晴れていればここで鳥見などを、と思っていたのにしっかり雨なのでもうバスで立山ホテルまで行くことにする(^^;; 地鉄の窓から線路脇に雉の夫婦がいたのを見た。
１時間ほどバス（低公害のハイブリッドバス）に乗ってホテル立山へ。回りは雪景色。というか雨で靄っていて何も見えん(^^;） 雪の大谷は積雪が１４ｍ。ホテルに入ってそのまま部屋にいるのもつまらないので外に出てみる。ツアー客なのか、結構雨の中散策してる人もいて、雨もそれほどひどくないのでみくりが池温泉あたりまで行くことにする。途中で雷鳥に出会う。人慣れしてるっていうか、人間なんか眼中にないって感じで草をついばんでました。雷鳥が見れたのはレアなのかな？？ 悪天候のおかげ？？ ほかにもヒヨドリくらいの大きさの鳥が雪の上で餌を探していたけどアレはなんだったのだろう。靄ってたのでよく見えなかった。
標高が2400ｍくらいあって気圧が低くて酸素が薄いので、さっさとは歩けないので小刻みに歩く。そうしないと動悸がする。みくりが池温泉まで行ってみたがここは一応外湯ＯＫだけどこんな空気の薄いところで入浴するとキツイかな？
夜もずっと雨。星見も出来ず。食事はまあ普通だったかなぁ。でも水は無茶苦茶美味しかった。温泉じゃなかったけど水がいいのでお風呂もＧｏｏｄ。
美女平でも雪も残っていたけれど、ブナの新緑が美しい。ムシカリやタムシバが沢山咲いていた。
 |  | | ホテルからみくりが池方面 なにも見えない(^^; | 雷鳥のメス。夏羽。オスも見たけど写真撮れるようなところには出てこなかった |
２日目：晴れていれば、黒部渓谷を経由して長野側へ出て上高地へ向かう予定だったけど、雨はやまず、アルペンルートも雨量規制のため扇沢-大町が不通のまま。黒部峡谷へ行くか、待つかどうか悩むが、再開の可能性薄として山を下りて富山、糸魚川経由で大糸線で松本まで出て上高地へ向かうという大回りルートを選択する。
８時のバスで美女平まで出て立山-富山まで出る。行きには見えなかった称名滝が見えた。美女平までのバスや、ケーブルで沢山の観光客とすれ違う。ツアーの人たちなんだろうナァ。こんな大雨なのに、とりあえず行くだけ行くんだね(^^;;
富山から特急はくたかで糸魚川まで出る。糸魚川と言えばフォッサ・マグナ！ 糸魚川-静岡構造線！（学生の時地学が好きだった）、そしてヒスイの産地。ここで少し時間があったので土産物センターで時間をつぶす。ここのご当地アトムは佐渡おけさでござんした。そしてなぜか沖縄の土産物コーナーがあった。何故だ？
糸魚川から大糸線で普通で南小谷まででて特急あずさに乗換えて松本へ。川がそばを流れていたのだがもう濁流で、おまけに川の上だけ霧がかかっていて異様な風景。雨は降り続いている。
松本からバスで上高地、と思ってバスターミナルまで行ったら思い違いで松本鉄道で新島々まで行かないといけないのであわてて松本駅へ。そして終点・新島々からバスで上高地着。カッパ橋を渡って白樺荘へ。
雨も上がったので、夕食までちょっと散歩。夕食を食べてお風呂入って、ふと空を見上げると星が見えた。向いの山の中腹に灯りが見えたけれど、あれは山小屋かヒュッテだったのかなぁ？。
ちうわけで殆ど移動でつぶれた２日目でした。
３日目：なんとか雨が上がったので朝食を食べてから明神池まで歩く。梓川も昨日は濁流だったけど急流ぐらいになっていた。
梓川沿いに遊歩道があって片道３．３ｋｍ。新緑がとても綺麗で、ため息が出るほどだった。空気も澄んでいて向いや遠くの山がはっきり見える！ 道の脇にいろんな花が咲いていて、特に二輪草は花畑状態。あとはスミレ、エンレイソウ、キケマン、ミヤマカタバミ、ハシリドコロとかが咲いてました。アマドコロとかクサソテツ？とか他にもいろいろ。
穂高神社奥宮の明神池を参拝して、復路につく。今度は川の反対側の遊歩道を歩く。
鳥は、イワツバメ、シジュウカラ、コガラ？、キセキレイ、カワガラス、オシドリ（結構高い枝に止るんだねえ）、マガモ、キジバト、ウグイス、くらい。ルリビタキとかカワセミとかエナガとか見たかったけどなぁ。スズメはいなかったですわ。
14：40分のバスで新島々-松本、特急しなので名古屋-のぞみで新大阪という経路で帰ってきたのでした。しなのの窓からも線路脇の道で夕日を浴びてる雉見たなぁ。
またリベンジしなきゃいけないところが増えたよ。 | | |
