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■2006年11月02日（木）
カクレンボ/ＹＡＭＡＴＯＷＯＲＫＳ
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カクレンボ/ＹＡＭＡＴＯＷＯＲＫＳ
http://www.yamato-works.com/
これまた少人数(ＣＧ担当は２人）で製作された３ＤＣＧアニメ自主作品。
メインの二人は「ヤンガス不思議なダンジョン」のムービーなどを作っていた神風動画のメンバーだったそうな。
〜『東京のような繁華の町中でも、
夜分だけは隠れんぼはせぬことにして居る。
夜、隠れんぼをすると鬼に連れていかれる。』〜
(柳田国男『山の人生』より)
の出だしで始まるホラー・ジャパネスク的作品。
でもカクレンボというよりは鬼から逃げ回る鬼ごっこだよなぁって感じ。
そのあたりがうまくできていればもっと怖さが出たんじゃないかなぁと思うので惜しい。特にラスト。
なんていうか詰めが甘いつうか設定が甘いというかなんかストーリー的にはいろいろ惜しい。
和風というよりイノセンスみたいなサイバーぽい世界でした。
背景の作り込みがスゴイです。
冒頭の子供達のひそひそ話が聞き取りにくいのがなんだかなぁ。
音量かなり上げないと聞こえないよ。聞こえなくていいって言う部分じゃないと思うし。
導入として大事なところだとと思うんだけど。
３ＤＣＧとは言ってもセルシェーディングしてあって２Ｄぽく処理してあるんだけど動きが素晴らしくいいねえ。
はなれ砦のヨナは、背景とキャラクターのシンクロ度が甘く、足下が浮いている感じがあったけれどカクレンボはそれがない。
鬼（カラクリ鬼）のデザインも秀逸。
そういえば、背景の看板に製糸やら蚕やら養蚕やらの文字が出てくるのは「おしら様」だからなのか！
冒頭からカイコ蛾出てくるもんなぁ。
でもおしら様は狐じゃないけどなぁ、どっちかというと馬(笑）。
同じくらい「鬼」という文字もあるけど。
はなれ砦のヨナにもカクレンボにも竹内順子さん出てて、引っ張りだこだよな、と思ったり(笑） | | |
