■2000年03月26日(日)
救急ネタとか
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最近医療事故やら訴訟の報道が多いですね。他山の石としなければとか思います。うっかりミスはもってのほかと言いつつもミスというものはちょっと油断した隙をついて起こるもので、医療現場の場合それが生命維持に直結するぶん怖いですわ。 それにしても人員配置と業務整理をなんとかしてくれい。救急公示病院ならそれなりのスタッフと設備と給料を……(切実) 最近病院も医者も儲からないようで。医者が儲かるってのは過去の話。特に勤務医はあの給料であの勤務(当直入ると36時間労働とかあるし)かよ、って感じ。救急がない所はもっと楽なんでしょうけどね。 だいぶん暖かくなって来ましたが、救急で「低体温」の急患が警察から搬送されてきました。行路(行旅病人)いわゆる行き倒れつーかホームレス。臭いぞ。でもアルコール臭もする。どうやら酔っぱらって薄着で寝込んで低体温になった?らしいっす。体温は32度。血圧もかなり下がっていて、昇圧剤と電気毛布の加温で処置。意識はあったので点滴での加温はせず。なんかその後気持ちよさそうに寝とりました。服もどろどろでまともなの着てなかったのでいらないパジャマを支給して帰っていただきやした(笑)。帰る前に体とか頭とかタワシでごしごししたい気分でしたがね。また元いた公園に帰ったのかなぁ。 もう一件やはり行路のSAH(くも膜下出血)が運び込まれてきましたが、意識レベル200で名前が聞き出せないので仮名のままICUに収容されていまする。 | | |